適切な情報提供プロジェクト

市民による白河復幸

  これまでの活動から、まずは県内各地域の市民が地元の事実を知ることは小さな一歩ですが、確実な前進でないかと感じています。

 

 アンケート調査から、白河のお米の放射能測定値について「どちらかというと信頼できない」という方が3〜4割いらっしゃいます(2013年7月現在)。

 新聞やテレビなどのメディアの情報だけでは、なんとなく信頼できないという結果の現れでしょう。

 信頼できるかできないかというよりも、まず地域住民が自ら地元の事実を目で見てみることが大切なことでないかと考えました。

 2013年8月の第一回目のお米の放射能測定見学会では「初めて自分の目で見たことは始めの一歩として大きな学びとなった」といった感想をいただき、ほとんどの方の信頼が上がりました。

 参加者ご自身に判断いただきましたが、正直なところ、実際に目で見ることが、これほど大きな違いを生むとは思いませんでした。

 

 第2回目、3回目の見学会では相手の意見を否定しないよう注意しながら対話も行いました。

 農家さん、放射能の専門家、小さなお子さんをお持ちのお母さんと互いに立場が異なるため、私どものファシリテーションは至らないものでした。しかし、立場の違い故、気づきや学びが得られたとお答えいただけました。

 さらに、2014年7月、白河市内の子育てサロンの場で地元のお母さん方の生活に役立てることを目的に、生活環境の放射能測定の専門家を囲んで座談会を行う機会をいただきました。
 あくまでお母さん方が主役の座談会です。参加者アンケートでは全員から「日ごろの生活に大変役立った」と回答をいただきました。

 

 お母さんたちの生活の改善に、微力ながらお役に立てたようで大変嬉しく思いました。

 これまでの活動から、以下の3つのプロセスが、白河復幸に役立つのでないかと考えています。

■見える化ワークショップ

【1.事実、実態の調査】

【2.ステークホルダーと相談】

【3.ゲン場見える化ワークショップ】

■伝わる化ワークショップ

【1.ダイアローグカフェ】

【2.市民による市民のための座談会】

■活かせる化アクション

【1.参加者の学び】

【2.公益への貢献】

 

この見える化、伝わる化、活かせる化といったプロセスを通じて、白河市民の生活に役立つ社会のデザイン、変革をサポートしていきたいと思っています。

 

 3.11以降、福島県の皆さんは、さまざまな立場や事情を抱え生活されていらっしゃり、その地域ごとに状況は大きく違っています。

 広く福島県の復興とともに、地域ごとの復興も大切なことでないでしょうか。


 また、経済的な視点だけでなく、地域住民の視点を生活面に活かすことも大切でないかと考えています。

 

 信用できるかできないか、安全か否かという前に、市民ひとり一人が事実を見て学ぶこと、それが市民による市民のための白河復幸につながる一歩でないかと感じています。


 東北の玄関口、白河で皆さんと一緒に復幸にチャレンジしていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

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